「生徒を伸ばす」のに必要なもの

前回は「暗記が出来ない生徒は今まで見たことがない」というものでしたが、今回はその補足的な意味で書きたいと思います。

 

覚え切るまで帰さない

 

これはニュアンスによっては怖く聞こえるかも知れません

 

覚え切れるまで(時間に関係なく)一緒に最後までやり切ろう

 

だとどうでしょうか。あくまでもニュアンスの違いにはなりますがここで重要なのは生徒に「腹をくくらせる」ことです。「よし、やってやろう!」というマインドの生徒は少なくても、「もうこうなったらやるしか(帰る方法が)ない!」となる生徒は一定数います。この腹をくくった状態にもち込むことが出来ればその子のもつ最大の能力を引き出すことができることが多いです。それは得てしてこちらの想定よりも上回ることになったりします。例えば、

 

「寄り添い型」の指導

大手の塾を含めほとんどの塾はこの「寄り添い型」の指導です。これが全然悪いわけではなく、むしろアルファでもある一定の割合でこちらのタイプです。

 

 

「追い込み型」の指導

 

ただし、ときには「今日は覚えるまで絶対やるゾ!」という姿勢を見せれば「やりたくない」「面倒くさい」という気持ちを断ち切って腹をくくってやってくれる生徒が必ずいます。そしてそのときの出来は本人の想定はもちろん、我々の想定をも上回ることが多いのです。「この子は本当は思っていたよりもめちゃくちゃ出来る」などと思うことは日常茶飯事です。上の図のダイバーが塾の先生を意味しています。そのダイバーが「追い込み型」では先生が離れて見守っています。生徒からすると「自分自身でやらなければ帰れない」状況になります。この状況こそが生徒を覚醒させるきっかけになったりするのです。

 

要するにこの2つのバランスだと思います。「追い込み型」ばかりでは息苦しくなると思いますし、結局理想は「追い込まなくても腹をくくってやってくれる状態」なのですから。両方を使うことが大切であり、大手のように「寄り添い型」だけだと「本来少し無理をさせればもっと伸ばせる生徒を伸ばしきれない」ということになります。この「少し無理をさせる」というのがアルファの基本理念のひとつなんです。この「少しの無理」が生徒を上のレベルに引き上げてくれるのです。

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